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活動手順書


同人結社創作信仰鬼姫狂総本部に参加して活動するためには、当結社との手続き以外にも、色々と準備することがあります。
右も左もわからないまま進めると時間の効率が悪いので、ここに手順を掲載しておきます。

なお、この手順書は、当結社の創設のために代表の秋元惟史が孤独に苦悩しながら手探りで実践してきた経験知に基づいており、自信のなさに悩む学生や若年無業者の社会活動への第一歩を支援する目的で作成しています。

個人事業の開業届を提出しよう 銀行口座を開設しよう
経理作業の準備をしよう 事務用品を用意しよう
制作環境を用意しよう ホームページを開設しよう
確定申告の準備をしよう できることから始めよう

個人事業の開業届を提出しよう

まず、当結社との関係は、独立した個人事業主としての提携関係になります。
そのため、個人事業の開業手続きが必要です。
所轄の税務署に、個人事業の開業・廃業等届出書所得税の青色申告承認申請書を作成して提出しましょう。
手続きに手数料は一切かかりません。

大多数の学生や大多数の会社員、大多数の専業主婦の方々には馴染みのない税務署に行くので身構えるかもしれませんが、思いのほかあっけないもので、よほど変なことを書かない限り、「頑張ってくださいね。お疲れさまでした」の一言で10秒もかからず受理されます。
開業届さえ出してしまえば、その時点で晴れて個人事業主(自営業)=経営者という社会的身分が得られます。

前歴がひきこもりニートであろうがなんだろうが、法律に基づき全国民に平等に与えられた職業獲得方法です。
自営業になるには、書類選考も面接もありません。
新卒就活から逃げて職歴がなくて悩むなら、職歴を自分で作ればいいのです。

開業届の「職業欄」と「事業の概要」に悩むかもしれませんが、当結社の活動に限っていえば、「職業:創作業、広告業」、「事業の概要:キャラクターコンテンツの企画・制作・販売・宣伝事業」と書いておけば問題ないでしょう。

なお、税務署では控えを作ってもらえませんので、提出用と控え用の2部を作成して持っていきましょう。
控え用に控印を押して返してくれます。

【補足】

開業届を出さなくても作家として活動することは誰でもできます。
「開業届なんて出さなくても稼いでいる同人屋はいるんだし、面倒臭いよ」と思う方もいるかもしれませんが、法律に定められている正式な手続きをした方がメリットが大きいのです。
開業届を提出して複式簿記による青色申告事業者になると、損益通算で売上から経費を差し引いた上で65万円の所得控除が認められ、さらに3年間の赤字繰越が可能になります。
また、「自称作家」ではなく、正式に開業した「職業作家」を堂々と名乗れるのです。(世間が認めるかどうか、一本で食えるかどうかは別の話ですが、心の持ちように大きな差があります。)

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銀行口座を開設しよう

個人事業主になったら、事業専用の銀行口座を用意するのが便利です。
普段使いの銀行口座だけで十分と思うかもしれませんが、専用口座を持っていると事業目的のお金の管理が簡単にできるので、後の経理作業が楽になります。

個人事業のためなので、一般的な個人口座を使えます。
どの銀行を選ぶかは自由ですが、手続きが面倒臭くならないように、自宅に近い支店がある銀行がおすすめです。
引っ越した時のことも考えると、全国に支店がある都市銀行系かゆうちょが便利かもしれません。
また、インターネットバンキングを申し込んでおくと、自宅で決済が可能なので効率的です。
実店舗のある銀行でなくてもいいのであれば、楽天銀行 ジャパンネット銀行が便利です。

【補足】

銀行口座に屋号を使いたい場合、銀行から登記事項証明書の提出を求められる場合があります。
その場合、事前に屋号を商号として登記する必要がありますので、法務局で手続きしてください。
個人の商号登記のためには、登録免許税が30,000円かかります。
法務局で30,000円分の収入印紙を購入し、登記申請書の収入印紙添付台紙に貼ってください。
個人の商号登記 登録免許税
商号登記申請書見本
印鑑届出書、印鑑カード交付申請書、登記事項証明書交付申請書
商号登記の事前準備として、個人の印鑑登録済みの実印と印鑑証明書が必要になります。
登記の手続きについては、法務局にお問い合わせください。

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経理作業の用意をしよう

個人事業として仕事を始めたら、日々の収入と支出を記録するために経理作業をする必要があります。
経理作業をするのに効率的な方法は、会計ソフトを用意することです。
簿記を覚えてノートに手書きすることもできますが、会計ソフトを使えば、数字の記入漏れなどの修正もすぐに反映されるので、効率的に処理できます。
経理に時間をかけたところで一銭にもならないので、楽できるところは楽してしまいましょう。

当結社のおすすめは、現在使用している「やよいの青色申告」です。
当結社ではパッケージ版の使用ですが、現在はクラウド版が普及しており、インストールなしでオンラインで使用することができます。

また、領収書などの証票類は7年間保存が義務付けられているので、それをまとめて貼り付けておくためにノートを買っておきましょう。

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事務用品を用意しよう

当結社で作家活動をするためには、相応の事務用品を用意する必要があります。
基本となる筆記用具だけでなく、封筒や印鑑など、何かと手続きで使う場面が多いので、備品として置いておくと便利です。

以下のネットショップに行けば、最低限の物品は何でも調達できます。

大塚商会「たのめーる」の個人様向けサイト「ぱーそなるたのめーる」

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制作環境を用意しよう

当結社で作家活動をするためには、相応の制作環境を用意する必要があります。
構想を練ったり、字を書いたり絵を描くこと自体は、紙とペンさえあれば始められますが、デジタルコンテンツを制作できないと難しいものがあります。

少なくとも、クリエイティブ業界のスタンダードとなっているアドビ製ソフトの導入と、アナログ原稿取り込みのためのスキャナ、デジタル原稿印刷のためのプリンタ、ペンタブレットの導入はしたいところです。
3DCGを扱うならば高性能なグラフィックボードを組み込む必要がありますし、CG制作ソフトを買わなければいけません。
作曲をするならば、オーディオインターフェースとMIDIキーボードを組み込んでDTMソフトと音源を買わなければなりません。
立体造形などをやるには、専用の工具や材料を用意しなければなりません。

仕事として使えるレベルの環境を構築するには、それなりの出費は必要なので、計画的に買いそろえることが大事です。


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ホームページを開設しよう

対外的に作家活動をする以上、情報発信の場としてホームページを運営することは必須です。

無料のSNSなどの外部サービスしか使っていない方も多いですが、無料ということは、提供業者の都合でいつサービス終了しても文句が言えないということでもあるので、情報発信拠点としてのリスクは大きいです。
無料サービスの場合、カスタマイズも自由にできなかったり、広告を貼ったりもできない場合が多いので、本格的に活動するためには不都合も多いのです。

自由に情報発信するには、自分のドメインを取って、サーバーを借りる必要があります。
ドメイン取得が一番安いのは、当結社も契約しているムームードメイン です。
サーバー貸出が一番安いのは、ロリポップ! です。
当結社が契約しているサーバーは上位規格のヘテムル ですが、特別な理由がない限り、ロリポップで十分です。
ドメインとサーバーで年間数千円の維持費はかかりますが、ウェブサイトのオーナーになるための経費ですので、これくらいの投資も出し惜しみするようではネットビジネスでの成功はおぼつかないでしょう。

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確定申告の準備をしよう

個人事業として活動するには、一年に一度、1月1日から3月31日までの間に所得税の確定申告をする必要があります。
確定申告をするためにいちいち税務署に並ぶ人も多いですが、オンラインで電子申告をした方が楽です。
e-Tax 国税電子申告・納税システム

電子申告のためには、住所地の市町村役場で電子証明書の発行を受ける必要があります。
電子証明書は、マイナンバーカードの発行手続きをすれば自動的に付与されて受け取れます。
マイナンバーカードの発行手続きについては、お住いの市町村の公式サイトをご覧ください。

電子証明書の読み取りには、専用のICカードリーダーが必要になります。
官公庁での色々な電子申請に使えるので、2,500円前後しますが用意しておいて損はありません。

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できることから始めよう

空想時代劇「鬼神童女遊侠伝」シリーズは、塗絵から映像作品、果ては加工食品まで、ありとあらゆる創造活動を可能とする世界観を提供しています。
とはいえ、いきなり制作費500億円の大作映画など無理ですし、色々な制約から手の出ないアイディアもたくさんあるのは事実でしょう。
大きな夢を持てば持つほど、その大きな夢に押しつぶされて諦めてしまいがちという厳しい現実は受け入れなければいけません。

個人の力で最初にできることは限られています。
大きな目標は、最終的に実現できればいいのです。
今すぐにできる、小さな挑戦から積み重ねていきましょう。

空想時代劇「鬼神童女遊侠伝」シリーズを立ち上げた民富田智明自身、ハリウッドのようなド派手なスペクタクルを実写映画で実現させたいという途方もない夢を持ちつつも、妥協に妥協を重ね、映画のような紙芝居=「映像紙芝居」という苦肉の策を打ち出しました。
しかし、その映像紙芝居でさえ、長編1本を完成させて公表するまでに、6年の歳月がかかってしまいました。
お金がないから全部の作業を一人でやるしかなく、大学に通いながら時間を捻出して、アルバイトをする時間すらもったいないと感じて労力のすべてを捧げてきました。
それでも、たった一人では暗礁に乗り上げた時期も含めて6年かかったし、評価されるかどうかは別の話なのです。

長編映像を一人でやるなどという苦労は、軌道に乗らないうちは無謀なだけなので、お金も時間も節約できる小さな作品から試した方が賢明です。
これも、実際に一人でやったから得られた境地ですが……。

塗絵の制作などは、紙と画材さえあれば始められます。
商品画像の登録はデジカメでできますし、コンビニの10円コピーと封筒と切手があれば複製と郵送手配はできます。

ビジネスは小さく始めて大きく育てるのが鉄則です。
身の丈に合ったやり方で取り組みましょう。

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