実写映画
「空想霊武劇『鬼神童女遊侠伝/もぐら男の穴掘り地獄』」(仮)
作品詳細 | |||||||
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企画概要 | 制作費公開 | 物語内容 | 登場人物 | 検討稿 | 技術者紹介 | 出演者紹介 | 予告編 |
企画概要
「もぐら男」を企画したそもそものきっかけは、「熊男」にあります。
「熊男」は、鬼姫狂団の正式団体化を実現するための実写映画第1弾として進めてきたものですが、あまりにも強すぎる想いが爆発した結果、20分前後の短編映画のつもりがどんどん本格化し、90分を超えるであろうハリウッドレベルの長編映画と化してしまいました。
この「熊男」を完成させるには、100人規模の出演者と、数億円の制作費が必要になってくるだろうという予想が簡単についてしまいます。
もちろん、鬼姫狂団は「ハリウッドレベルの世界で通用する長編映画を自家制作できる体制を整える」ことを目指しているので、これくらいの規模になるのは「当たり前」と考える必要があります。
とはいえ、実写映画第1弾が超大作となってしまうと、すべてが初めての挑戦である鬼姫狂団にとって、乗り越えるべき障壁も高くなってしまいます。
鬼姫狂団の基幹作品である映像作品にとって、「未完成のまま挫折」というのは、最も避けなければなりません。
そのため、「熊男」の前段階として、別に「鬼神童女遊侠伝」の短編映画を制作することにしました。
「もぐら男」は、他の作品とは物語上のつながりのない独立した作品となっていますが、登場人物は「縁結び」から引き継いでおり、時系列は「熊男」より後になっています。
「熊男」では、江戸時代末期から150年以上も何故か姿を現さなかった邪悪の権化「妖賊」が出現して狂気の人間狩りを開始するという内容でした。
今回の「もぐら男」は、「妖賊の出現」が頻発しつつも、一般社会にとっては認知すらされていない時期で、主人公とその周囲の人間しか警戒していないという状況になっています。
悪役を「もぐら」にしたのは、特別に何か理由があるわけではありませんが、単純に民富田智明が好きな動物に「もぐら」がいたからです。
土中生活をしている「もぐら」を実際に見たことはないのですが、見たことがないだけに、土を掘ることに特化した「もぐら」に非日常的な何かを感じます。
「もぐら」は土を掘ることについては他の追随を許さない動物ですが、もし、この動物が妖賊化して襲いかかってきたとしたら、かなりの脅威になるのではないか?
「もぐら」に人間が支配され、延々と穴掘り拷問をさせられる状況に陥ったら、屈辱ではないか?
ランドセルを背負った可愛らしい小学生の女の子が、シャベルを持たされて延々と穴掘りを強要されたら?
「熊男」の妥協から始まったものでありながら、これはこれで面白そうでした。
ここに、短編映画「もぐら男」の着想が成立したのです。
作品詳細 | |||||||
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